ちょうど青春真っ盛りで、毎日毎日遊んでばかりいた。 と言っても普通の高校生だったので、普通に学校の帰りに買い食いして友達とツルむ…それくらいだったけど。 アイドルは今と違って、多種多様な選び方はなくて、聖子ちゃん絶対だったし。髪型だって全員…本当に全員あんな感じだった。 アイスクリームも今みたいないろんなとこはなくて、31オンリーだった。 毎日同じチョコレートミントを友達と食べていた。 音楽は洋楽がイケてる時代で、プロモーションビデオというものが出始めたころだった。MTVがでてきたのもこのころだと思う。 毎晩、必至でVHSのテープに入れて何度もみたし。 映画もよく見た。 なかでも、スティンアライブの2本立ては贅沢で。 …当時、わたしたちの街だけなのかもしれないけど、映画っていうのは2本見れるのが当たり前で、これ見るつもりで後から見たほうが良かった…とか何か贅沢だった。 で、スティンアライブのは、1本は(後半)スティンアライブだけど、なんと前半はサタデーナイトフィーバーで。1人の男の前半と、その後、みたいな展開ですごい贅沢だった。 ちなみにメトロポリタンの裏に、元マドンナの夫ショーン・ペンのバットヴォーイスとか。そんなんも発掘モノで価値あったかも。
小学校の高学年で超ヒットしてテレビ放映されていたのの1つに<ベルサイユの薔薇>があった。 絵がキレイでテレビ向きというか。まさに華があったし。展開もゴージャスだった。で。しかも当時子供のわたしとしては、家族とリビングでみるものにしては刺激がありすぎて、ひやひやしていたものだ。まあただ恋愛ものだということだけど。でも本当に素敵で。何せ女子なので、ドレスのオンパレードには本当に飽きがこなくて、自分でもガンガン広告の裏に自分で絵を描いたものだった。ちなみにそれがエスカレートして、デザイン系の高校に進学し…今一つだったので、今度はデザインの関係の専門学校へと進み…最後にはアパレルの会社に就職した。まあ言ってみれば<ベル薔薇>は私の出発点だったかも。あ〜話がそれてしまった。で、なかでも主人公のオスカルは断トツの存在感でキラキラだった。栗毛で金髪。アップにしていて前髪をアップにしていくマリーアントワネットより、男装しているため、髪の毛のそのまま降ろしていて、前髪もおでこにかかっているのは、少女マンガ的に言ってカンペキ<美>バランスだった。そのオスカルが一度だけ、ドレスを着る回があったが、これがまたshンプルな白にディティールにブルーというさわやかすぎるデコレーションの少ないもので、これまた美しさをむしろ際立たせていたりして…。ともかく素敵だった。
自慢と言われると、少々心苦しい。なぜなら実家を出て、東京で暮らしているからだ。別に親と喧嘩して出てきたわけではないが、実家に帰りたいかと問われれば、Noと答える。東京の方が楽しいからだ。仕事も多く、毎日わくわくしている。ここ最近は、数か月帰っていないが、帰る度に様変わりしているように思う。どんどん面影がなくなっていっているようだ。工業都市なので、移り変わりが激しいのはしょうがないと思っていたが、昔は家の前のドブで、ザリガニを取ったり、カエルの鳴き声が聞こえたりしていたが、今はそこも埋め立てられ、ザリガニを取る子供も無く、虫の鳴き声もほとんど聞こえなくなった。たまに散歩していると、カエルがまだいる所もあったりして、思わず立ち止り、幼稚園の頃の思い出を思い出したりして、感慨にふけることもある。そんな地元だが、蝉は変わらず鳴いているなと、昨年の夏に帰った時に、ふと思った。環境が変わっても力強く生きている生き物はいるんだと、改めて感動したのを覚えている。母がまだ実家に住んでいるため、地元がより良く、便利になるのはよい事なのだが、私としては帰る楽しみが減ってしまう。自然との共生を、どの都市も実践していってほしい。